
インプラントとは、顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を固定する方法です。入れ歯の様に、ずれたり、他の歯を痛めたりする事がなく、ご自分の歯に似た噛み心地が得られます。
1〜2本の欠損の場合
ブリッジのように両隣の歯を削らずに治療ができるので、歯への負担がありません。 |
3〜4本の欠損の場合

歯根部分の骨を支えにしているので、噛む感触や力は本物の歯と同じように感じられます。 |
全歯欠損の場合 
あごの骨に義歯を固定するので、本物の歯と同じような感触を実感できます。 |
光澤歯科医院では、リプレイスインプラントを採用しています。

天然の歯根のように先が細くなっており、骨の厚みが細い日本人に向いているコンパクトなインプラントです。 埋入しやすく初期固定にも適して信頼性が高く、また、補綴のバリエーションが多いため、美しい仕上がりが期待できます。
当院でのインプラント治療医
■ 院長:光澤 優自
お口の中の総合治療を目指し、高い技術力を基盤に開院当初からインプラント治療を手がける。
歯周病や虫歯の予防や治療等お口健康という広い観点で治療をしながら、インプラント治療を年間100〜200本行う。
海外留学の経験もあり、現在も大学病院のインプラント科に所属。
■ 当院に来てくださる専門医の実績と経歴
治療実績:年間1000本
日本インプラント学会認定医
日本補綴歯科学会専門医
日本学顔面補綴学会認定医
ノーベルバイオケアサイエンティフィックアドバイザー
スウェーデンのマルメ大学にてインプラント学の客員研究員を歴任
診断が必要ですが、失った歯をその日にインプラントの歯に置き換えることが可能です。
歯を喪失した患者さんには、骨が十分にあればインプラント埋入後すぐに歯を装着します。また、歯を抜いてすぐにインプラントを入れて新しい歯を装着することも可能です。
最新のデジタルX線検査により診断します。
スタートから約2時間で入れ歯から固定式の歯にできる、All-on-4(4本のインプラントですべての歯を支えます)という治療法は時間と費用を節約できます。日本人の骨は欧米人より細いので可能なら、さらにオールオン6を進めています。
詳細は、治療手順と症例 ページへ>>
当院では、入れ歯・ブリッジの他にインプラントも必ず選択肢としてご説明します。
インプラントは比較的高価な治療だと思われていますが、それに見合う満足度はかなり高く、予知性(安全性)が高い治療のため、メリットデメリットをご呈示し、患者様に選択していただいております。
■メリット デメリット比較表
|
入れ歯 |
ブリッジ |
インプラント
(通常) |
インプラント (ノーベルガイド) |
治療の条件 |
特になし |
欠損した歯の両側に健康な歯があること。欠損本数が少ない事。 |
骨密度が一定以上ある事
歯周病や虫歯の治療が終わっている事
持病が問題ないと確認できている事 |
噛む力の回復
※噛む力の回復感は個人差があります。 |
△
天然歯の1/3程度 |
△
天然歯の2/3程度 |
◎
天然の歯とほとんど変わらない
99%程度 |
外観 |
△
不自然 |
◯
自分の歯に近い |
◎
自然の歯に非常に近い |
耐久性 |
2〜3年ごとに作り替えや調整 |
7〜8年 |
90%程度は10年以上 (個人のお口の状態やメンテナンスによる) |
装着時のフィット感
※フィット感には個人差があります。 |
違和感を感じやすい |
違和感を感じない |
自分の歯のようである |
お手入れ |
毎日とりはずして洗浄する |
装着部分など気をつけて歯磨きをする |
定期的(最低半年に一度)
歯科医院でメンテナンスをする |
治療時の
日常食生活 |
装着後、即可能 |
施術後、当日可能 |
施術後、制限有り |
手術後、当日可能 |
治療後の影響 |
支える骨や歯が弱りやすい |
健康な歯を削り土台とする。土台の歯に負担がかかる |
◎
ほとんど影響がない |
費用 |
比較的安価 |
比較的高価 |
高価 |
治療期間 |
比較的短い |
比較的短い |
比較的長い |
比較的短い |
インプラントはどなたでもできる治療法ですが、手術ですので適用するには条件がいくつかあります。
- 歯周病や病巣は先に治療してから行います。
インプラントに接する歯が歯周病や病巣を持っているとインプラントにも悪影響を 及ぼすため先に治療してから行います。
- 骨密度の低い方
骨移植、オステオトーム(上顎洞までの骨が少ない方も従来のように大掛かりな骨移植 をすることなく骨を追打することによって骨を持ち上げて埋入する)など可能な処置を してから行います。
- アレルギーのある方
100%チタンのインプラントを埋入するため問題ないです。チタンにアレルギーを持 っている人はほとんどありません。
- 糖尿病、心臓疾患、放射線障害など持病をお持ちの方
主治医とご相談頂く必要があります。